昔からゲームが好きでゲーム業界に興味があっても、全くの未経験では敷居が高すぎると思っている人は少なくないでしょう。
確かに未経験では厳しい転職になりますが、何も挑戦しなければいつまでも後悔を残すことになります。
先ずはゲーム業界のドアを開き、覗いてみることから始めても良いでしょう。
良い未来が見つかるかもしれません。
先ずはゲーム業界を覗いてみよう
ゲーム業界に興味があり転職も目指したいと思うなら、先ずゲーム業界を知る必要があります。
現在のゲーム業界はDSやPS4を代表する家庭用ゲームから、ユーザーが最も多いスマホーゲームに大きく方向を転換しています。
新規企業も参入していて、企業によっては事業展開を拡大して人手が足りないところもあるようです。
そのような企業では求人も出しているので、未経験者でも正社員として採用されるチャンスがあるかもしれません。
年収は平均以上の水準
ゲーム業界の年収は平均すると600万円以上と言われ、全業種から比べても平均より高い水準となっています。
未経験だと給料が安く、きつい仕事ばかりと思われるかもしれませんが、条件が良ければ年収をアップすることも可能なので、興味のある会社を調べてみるのも良いかもしれません。
ゲーム業界には様々な業種がある
ゲーム業界には多種多様の仕事があり、ゲーム業界の仕事が未経験だとしても、今までしてきた仕事の経験が役立つ仕事があるかもしれません。
下記の業種は一例です。
ゲームクリエイター
ゲームの企画や設計をする仕事で、ドラゴンクエストシリーズの堀井雄二がゲームクリエイターとして有名です。
ディレクター
ゲームソフトを作る過程で企画、デザイン、シナリオ、音楽を現場でまとめる仕事で、映画で言うなれば監督の役目です。
ゲームクリエイターと兼務している場合もあります。
プロデューサー
ゲーム制作プロジェクトにおいて全てを動かす存在で、ゲーム制作は勿論、CM制作、宣伝活動、営業など様々なことを指示し、企業で言えば社長や役員みたいな仕事です。
ここまで来るにはそれ相応のキャリアやスキルが必要です
デザイナー
ゲームクリエイターが考えたゲームのイメージをデザインする仕事です。
ゲームの世界観やキャラクターがイメージした通りの動きをするかを、プログラマーと一緒作り上げていきます。
ドラクエでは漫画家の鳥山明さんがデザインをしていました。
デバッガー
ゲームを制作している段階で必ず起きてしまうのが、バグ(不具合)でそれを報告して修正する仕事です。
実際に未発表のゲームをプレイしてバグがないか確認する非常に地味な仕事です。
特殊なスキルも必要なく未経験者でもできる仕事で、ゲーム制作会社によってはアルバイトを雇っているところもあります。
プログラマー
正にゲーム業界の花形で、ゲームクリエイターの構想やデザイナーの考えたキャラクター、世界観を実際に作り上げていく仕事です。
最近では家庭内ゲームソフトだけでなく、オンラインゲームやスマホゲームの開発に広く携わり、プログラマーの腕を振るえる場が多くなっています。
ゲーム業界では誰でも憧れる存在で、高度なプログラミングスキルを必要とされる職業です。
サウンドクリエーター
ゲーム内の全ての音やBGM、オープニング、エンディング曲の作曲などが主な仕事です。
有名なのがドラゴンクエストの音楽を作ったすぎやまこういちさんです。
制作会社のエニックスから外注を受け、作曲したのがあの名曲です。
上記以外でも広報、営業、生産部門と沢山の業種があります。
何が自分に向いているか調べると、より転職に役立つでしょう。
ゲーム業界に詳しい相談相手を見つける
ゲーム業界に転職を目指すなら、取りあえず軽い気持ちで、そのドアを開けてみることがおすすめです。
自分である程度の情報は調べることができますが、肝心な転職、就職状況まで分からない人が殆どでしょう。
先ずは、気軽にゲーム業界について相談できる人を見つけることが大事なのです。
そこでおすすめなのが、転職サイトです。
転職サイトとは?
転職サイトは完全無料のサービスで、ゲーム業界に転職希望の多くの人達が利用して相談をしています。
そして、有料で登録をすると、担当者が付きアドバイザーになってくれるという、転職エージェントもあります。
転職サイトには多くの運営サイトがあり、中にはゲーム業界に特化した運営サイトも存在し、数多くの人材を送り出しています。
このようなところに登録しておけば、スキルや経験次第では直ぐに意中の会社に入れる確率も上がってくるでしょう。
充実したサポート体制
転職サイトや転職エージェントの担当者は、親切に相談に乗ってくれるだけでなく、転職に熱心な人には転職に向けて様々なサポートをしてくれます。
転職中には求人探しは勿論、応募の手続き、面接日の調整をしてくれます。
採用が決まっても、配属先の交渉、給与の交渉、雇用契約書や入社手続きまで代行してくれます。
働きながらの転職者には力強い味方になっています。
おすすめの転職サイト・転職エージェント7選
ゲーム業界に転職するには、ゲーム業界に精通している転職サイト・転職エージェントに登録する必要があります。
登録をすればゲーム業界の求人情報に詳しいアドバイザーから的確なアドバイスを受け、相談をすることもできます。
ゲーム業界に転職したい人達は様々で、未経験の人達も多いですが、勿論高いスキルを持ったプロのプログラマーもいます。
その人のキャリアやスキルによって転職サイトを選ぶのも大切です。
未経験者におすすめの転職エージェント3選
未経験でゲーム業界に転職したい人は、まず自分がゲーム業界で向いている職種があるのかを、サイトのアドバイザーに相談しなければなりません。
そのためには相談や支援を手厚くしてくれる転職サイトや転職エージェントを選ぶ必要があります。
基本転職サイトは、転職が成功し就職が決まれば、企業からアドバイザーに報酬が入ります。
そのためアドバイザーにとってこれは無理でお金にならないと思われたら、優先順位が下がり後回しにされる可能性があります。
それを防ぐためにも自分に合った転職サイトや転職エージェントを見つける必要があるのです。
ゲーム業界に多くの求人があり、未経験者におすすめの転職エージェントは次の3つです。
ワークポート
IT関係の転職を10年前から支援している運営サイトです。
IT業界に精通しているアドバイザーが、親切な面談をしたのち、転職に前向きな人には質の高い求人をドンドン紹介してくれるようです。
勿論ゲーム業界にも太いパイプがあるようで、スクウェア・エニックス、カプコンなどの大手のゲーム会社からも求人が複数あります。
未経験でも手厚くサポートしてくれるようなので、安心して利用できる転職エージェントです。
マイナビエージェント
テレビCMでもおなじみの大手サイトです。
数多くの業界から求人をもっていて、特に中小企業にも太いパイプを持っているようです。
未経験者や第二新卒が多いことから特に20代の人達におすすめの転職エージェントです。
ゲーム業界の求人は常時500件以上を保有していて、未経験可のゲームの会社の求人もあり、サポート体制も充実しているようです。
パソナキャリア
人材派遣業界大手のパソナが運営しているサイトです。
転職希望者のキャリア、スキルは問わず、充実したサポートが受けられるようです。
パソナは社会貢献の気風があり、他社運営の転職エージェントよりも手厚いサポートが期待できます。
転職先が決まるまでキチンと対応し、ゲーム業界にも精通しているので、未経験者でも充実したサポートを受けることができるでしょう。
キャリアや経験者のおすすめ転職サイト・転職エージェント4選
ゲーム業界のキャリアやスキルに多少なりとも自信がある方は、サイト運営者側にとっても良い顧客です。
下記の4社で自分のスキルの評価を試してみましょう。
ファミキャリ!
ファミ通ドットコム協力で、クリーク・アンド・リバー社が転職サイトを運営しています。
さすがにファミ通が協力しているだけあって、ゲーム業界に特化した求人が豊富です。
担当アドバイザーもゲーム業界に精通していて、転職者の経験、スキルを活かせるゲーム会社も紹介してくれます。
大手のゲーム会社の求人が豊富なのである程度のキャリア、スキルがあれば、登録をしておけばアドバイザーからの求人紹介に困ることはないでしょう。
リクルートエージェント
転職業界の最大手の転職エージェントです。
転職成功者の数も膨大で、実績に基づきアドバイザーが相談に乗ってくれます。
ゲーム業界に特化している訳ではなくても各業界のパイプは太く、ゲーム業界関連の求人は5千を超えています。
ゲーム業界に限らずある程度の経験、スキルがあれば、転職先は豊富にあるでしょう。
レバテックキャリア
一般的求人サイトとして知名度が低いかもしれませんが、エンジニア、クリエイターに特化した転職サイトです。
IT業界の転職サイトでは大手で、プログラマー、クリエイターにとっては心強い味方となってくれるアドバイザーも多く在籍しています。
ゲーム業界での自分の価値を的確に調べ上げてくれるので、いいアドバイスやサポートにも期待できるでしょう。
JACリクルートメント
この転職エージェントは特にハイキャリアの人に向けての求人が豊富です。
自分のキャリアとスペックに相当な自信があればこのサイトをおすすめします。
外資系の企業が多く年収も1000万越えの求人が豊富にあります。
ある程度の実績、キャリア、スペックがあれば、自分の力を見極めるために試してみるのも良いかもしれません。
思い立ったら行動を、冒険の扉を開いてみましょう
ゲーム業界はある程度経験を積んだ、プログラマー、デザイナー、クリエイターでなければ確かに転職は難しいかもしれません。
しかしゲーム制作だけでなく、販売、営業、宣伝と他にもゲームに関わる仕事は沢山あります。
思い立ったが吉日と言うことわざもあります。
思い立った今、行動しましょう!また、RPGの言葉を借りるなら新たなるワールドのドア(転職サイト)を開け、突き進みましょう。
きっと良い未来が見えてくるはずです。