みなさん、
「正社員なのに、ボーナスがない…」
と不安になり、悩んだことはありませんか?
実際、ボーナスがあるかどうかは普段の生活に大きな影響を与えます。
つい気になっていしまうのも当たり前!
そこで、今回こちらではそんな皆さんのお悩みを
日本のボーナス事情をもとに、徹底解説していきます!
転職を視野に入れる人向けに、おすすめの転職サイトもいくつかご紹介させていただきました!
是非ご一読ください!
そもそもボーナスってなに?
なにげなく「ボーナス」という言葉を使っている私たちですが、ここで「ボーナス」の意味をいま一度おさらい致しましょう。
日本では正社員に、給料や残業代などに加えて、特別な給付が行われることがあります。
それがボーナスです。
ボーナスのほかに「賞与」や「特別手当」と呼ぶこともあります。
これらは給与のように、労働に伴って当然に発生するものではありません。
それはつまり、原則としてボーナスや賞与を支払う義務は、法律上企業側にはないということです。
ボーナスを望む人は、求人に応募するときにボーナスについてどう書かれているかを確認する必要があります。
「求人広告に“ボーナスあり”とあったのに、就職してみたらもらえなかった」
など求人との違いがあった場合は、人事などに確認したほうがいいかもしれませんね。
日本の現在のボーナス事情
ではまず、日本のボーナス事情についてご紹介いたします。
ボーナスなしの企業は増えてきている
厚生労働省の調査より、日本では約8~9割の企業がボーナスを支給している、という結果が出ています。
つまり、ボーナスが出ていない企業の割合は約1~2割ということになりますね。
ですが近年、ボーナスなしの企業は増加傾向にあります。
正社員のボーナスあり、なし、で年収を計算したデータをみてると、ボーナスなしの人ほうが総年間所得が多いです。
ボーナスがあったほうがいい!
となんとなく思ってしまいがちですが、「ボーナスあり」「ボーナスなし」は、メリット、デメリットどちらもあるので、一緒に確認していきましょう!
ボーナスにも種類がある
でもその前に、ボーナスの種類を確認してみましょう。
業績賞与
組織や各部門、もしくは個人の業績に連動して支給額が変わる賞与制度のことを指します。
就業規則等で支給予定日が定めている、通常のボーナスとは異なり、支払いのタイミングごとに掛率が変わる成果主義型の賞与体系です。
求人票などに「業績に応じて支給」という表現にてボーナス記載がある場合には、一般的には業績賞与という読み方がされます。
決算賞与
決算月の前後に支払われる賞与のことを指します。
決算とは、年間の収入と支出を計算して業績を明らかにすることです。
その業績が好調な場合において社員に利益配分を行うために賞与される、それが決算賞与です。
企業は事業年度を自由に定めることができます。
ボーナスが無くなる時はどんな時?
これまで日本のボーナス事情やボーナスの種類などをご紹介してきましたが、
具体的にどのような時にボーナスが無くなるのでしょうか。
代わりに月給が高い
1つの状況として、ボーナスがない代わりに給与が高いということがあります。
というのも、派遣社員や契約社員は基本的にボーナスが支給されない代わりに、月々の給与が高く設定されている場合があるのです。
会社側にとってはボーナス支給の手間を省けて、一度に大金を用意しなくて済むのでメリットと言えますね。
年俸制を取っている企業では、年間の給与とボーナスの総額を12分割し、それを毎月の給与として受け取る方式となっています。
年俸制の会社に関しては、「ボーナスがない」ではなく、「毎月の給与に含まれている」という考えが正しいですね。
会社の利益が少ない
もう1つの状況として、業績が悪く支給がないということがあります。
企業側としては、ボーナスの原資となる利益が出ていなければ、もちろんボーナスを支給することができません。
今務めている会社のボーナスがない理由が、
会社の戦略等によるものなのか、
それとも利益がなく、ボーナスを払う余裕がないからなのか、
自身で確認する必要がありますね。
ボーナスあり・なしのメリットとデメリット
では今度は、ボーナスがあるとき、ないときのメリットとデメリットを見てみましょう。
ボーナスがあるときのメリット・デメリット
まずはボーナスがあるときのメリットとデメリットです。
ボーナスありのメリット
まず第1に、従業員のモチベーションあがるということが挙げられますね。
頑張ったその分賞与金額が増えていくので、
評価によって賞与額に差をつけて、従業員の向上心を上げることにつなげられます。
また普段の給与が安いと、ボーナスへの喜びはもちろん大きくなるっていきます。
一般的なボーナスは夏と冬。
年2回の御褒美に向かって頑張ろう!
という気持ちが湧いてきます。
第2に生活にメリハリをだせる、ということが挙げられます。
ボーナスが入れば普段の給料では買えないものに
買っちゃおうかな!と思えることができますよね。
それは普段の仕事に対する緊迫した気持ちを和らげて、心に余裕を持たせることができると思います。
さらに、ボーナスが入らない時期には節約を心がけていくと思いますが、その分さらなる喜びをボーナスに見出すことができます。
毎日の大変なお仕事を乗り越えられるような、よい心持ちのサイクルを生んでくれるのです。
ボーナスありのデメリット
ボーナスありの大きなデメリットとして、ボーナスをあてにした貯金計画を立てがち、ということがあります。
たしかにボーナスをもらうことに慣れてしまうと、ボーナスを貰えることを前提に貯金計画を立てがちになってしまいますよね。
その考え方は非常に注意すべきものです。
ボーナスは会社の業績によって変わってきてしまうので、ボーナスが少なければその分貯金計画もマイナスになってしまいます。
ここで生まれたマイナスが補えないまま、翌月にさらにマイナスを重ねてしまうということになれば、待っているのは借金地獄です。
少し大げさに言いましたが、それくらいの気持ちをもって貯金計画は行ったほうがいいといえます。
ボーナスがないときのメリット・デメリット
次にボーナスがないときのメリットとデメリットを見ていきます。
ボーナスなしのメリット
ボーナスなしの特徴として、安定した収入を得られるということがあります。
ボーナスは会社の業績によって変動することがありますが、月給は基本的に業績に左右されることはあまりないからです。
よって安定した収入を得られるということです。
これはボーナスがない企業の大きなメリットといえるでしょう。
ボーナスなしのデメリット
デメリットには、モチベーション上げにくいということが挙げられます。
ボーナスなしの場合、残業代も給与の中に含まれることも多いです。
残業代が出ないことで、従業員のモチベーション低下の原因にもなってしましそう。
またボーナスありならボーナス分で買い物ができるところ、
ボーナスなしだと、大きな買い物をした場合その月のマイナスということになってしまいます。
貯金も例外ではありません。
大きな買い物しにくくなることや、貯金がしにくくなるということもデメリットとして挙げられそうです。
ボーナスなしの会社のリスクを見極めよう
ボーナスが出ないときには、
代わりに月給が高い場合と、会社の利益が少ない場合がある
というお話をしましたが。
「会社の利益が少ないからボーナスがない場合」には注意が必要になります。
ボーナスのために業績を上げられるよう、尽力するのもいいですが、
もし業績アップの見込みがない場合、転職を視野に入れるのもいい手と言えるでしょう。
オススメ転職サイト3選
転職を視野に入れた場合は、どのような転職サイトを利用するのがいいのでしょうか。
こちらでは、オススメの転職サイトを3つご紹介いたします。
1.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、求人数業界No.1の転職エージェントです。求人数が業界トップとなっており、他の転職サービスで扱っていない「独占求人」も数多く揃えています。
また、25~35歳の利用者が80%!20代、30代に特にオススメです。
2.doda
dodaは、業界No.2に位置する転職サイト。「転職サイト」と「転職エージェント」がセットになっており、転職活動の時間や、ミスマッチなどの軽減が望めます。
また、1人での転職に不安のある方にもオススメですね。
もちろん転職サイトのみの利用もできるので、「エージェントを利用せずに自分のペースで転職先を探したい!」という方にもオススメできます。
3. パソナキャリア
パソナキャリアは、「正しい就職」「正しい転職」「正しい再就職」を理念として運営されており、利用者の満足度が非常に高い転職支援サービスです。
リクルートエージェントやdodaに比べたら求人量は劣りますが、「独占求人」を含めた幅広い求人があるのが特徴です。
また、パソナキャリアでは「女性活躍推進コンサルティングチーム」が社内で発足されており、女性へのサポートが手厚いのも大きな特徴です。女性には非常におすすめできるサイトですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボーナスがあったほうが、お得感があったり、心に余裕ができたりして、
お仕事をするうえで向上心アップにつながるかもしれません。
代わりにボーナスがない場合は、収入が安定し、
堅実な貯金計画を立てることができます。
自分に合ったほうを自身で見極めて、
充実した人生計画を立てていきましょう!