ツイッターや知恵袋などでも、働かない夫がクズ過ぎて頭を抱えている女性は多いようです。
また、中には「即離婚!」と断罪してしまうような人も多く、そんな簡単じゃねーよ。。で終わってしまうパターンも多いようです。
そしてネット上の書き込みには、やはり結婚前の女性や、子供が生まれる前の女性の幻想で強くバイアスがかかっている場合が多いです。
また、人間そんな簡単に離婚できる物ではありません。今回は、そんなに決断が早く離婚できる加藤紗里のような人はこんな記事にはたどり着かないと判断し、ここではあくまで離婚しない場合の対象法を紹介します。
答えが書いてあるというよりは、あなたの思考、頭の整理に役立てて頂けたら嬉しいです。
働かない夫の本当の心理
素直に働きたいと思えるのを待っている
まだ、自分の気持ちに整理がついていなさすぎるのが理由です。
家族に申し訳ないという気持ちもあるが、今までより悪い条件で働くのは絶対嫌だし、でも妥協しないといけないのわかってるけど、昔の友達になんて言われるだろう。。まだタイミングじゃないしいっか。。。
何個もの悩みや問題が複雑に絡まり過ぎて、ごっちゃになっていて思考が停止していまっている状況です。
このような場合は、まず悩みをいったんすべて出して整理する必要があります。その働かない旦那さんにいろいろ聞いてみましょう。人間は話す事で悩みが整理されていき、自分の気持ちに初めて気が付いたりするものです。
このような場合は、自分頭と心と体がバラバラな方向を向いている状況なので、本人としても非常につらい状態です。精神状態もあれやすいので、動き出すのをゆっくり待ちましょう。
プライドが高くて妥協できない
働いている職場をやめて新しい場所で働こうとした場合など、やはり今まで良い職場や、良い立場で働けないのが嫌だというのが、働かない男性にありがちが理由、心理です。
生活のためというよりプライドのために働きたいと思う男性も多いため、悲しいですが非常に多いです。
また、妥協しないといけない現実を見るのが怖いので、頭ではわかっていても本能の部分であえて動くのを避けているパターンが多いです。
このような場合は、まずは繋ぎとしてアルバイトから、などゆっくり現実を見せていきましょう。また、ここまで来たら妻の方から、給与や職位についてあれこれ言うのは諦めましょう。
本当のクズ(ヒモ)
いわゆる、本心から働きたくないと思っており、そのために女性を使ってやろうという発想で動く男です。
今までの行動をみれば判定できると思いますが、ずーっと働かなった人や、いろんな女性をヒモとして渡り歩てきたタイプの最強のクズです。
確かに、それで作られる幸せの形はあるのかもしれませんが、生活が危ないならすぐに離れましょう。
(今回はこの場合は省いて書きます)
動けずにさらに心理的負担が大きくなっている
人は動かないとさらに動けなくなっていきます。
週2、3回ジョギングをするより毎日ジョギングをする方が楽だと感じたり、人間は理屈ではなく感情で動いています。
そして人間はいったん止まってしまうと次はさらに動きずらくなってしまい、その場に根を張ってしまいます。
その状態から、新たに求人をさがしてきて何度も面接をし、実際に働き始めるには圧倒的な心理的精神的負担を乗り越えなくてはなりません。
なので、旦那にむりやり精神論をあてはめたり、過度に期待せず、「人はそんなもんだ」という前提で対応しましょう。
一端は、それでもよくないですか?
確かに、夫が働かずに家にいるのは、確かに違和感がありますし、人の目からみたら「おかしい」と思われ、中には「そんなの即離婚だ!!」という人も多いでしょう。
しかし、家計が問題なく、かろうじて生きていけるのであれば、別に妥協するのもありじゃないでしょうか。
そもそも家族とは一生一緒にいると決めた人。なわけですから、ゆっくり二人で考えていくのもありでしょう。もしかしたら、見捨てようかな。。と思う心をすてた瞬間、申し訳なくなって働く気になるかもしれません。
ネット上には離婚!離婚!の意見であふれていますが、それは結婚前の女性や子供がいない女性の幻想の押し付けの傾向が強かったりもします。
対処法
家計を知らせる、しつこく話す
家計が厳しい場合や、どうしても働いてもらわないとイケない場合は、とにかく状況を共有しましょう。
「確かに、心理的に今は働きたくないのはわかるけど、現実はこうです。」としつこく言いましょう。
一回ではだめです。特に、だらだらしてる時などではなく、なにかゲームや作業をしている時など、行動的になっている時を狙って何度も言いましょう。
そもそも生物というのは、男女二人が協力して生くように設計されています。特に一度働かなくなった人の、面接への負担は大きいので、書類の準備や求人検索など、めんどくさそうな業務はすべてやってあげましょう。
2歳か3歳の子を育てるイメージ
「無理なんだよ!」
「そうゆう話したくないんだよ!」
などと上から物を言ってきたり、イライラしてキレてしまいそうな事があるかもしれませんが、相手を対等な大人とは思わず、2歳か3歳の赤ちゃんを育てるイメージで無視しましょう。
2歳が「ピーマン食べたくない!」で怒りが湧いてきますか?そしてその2歳がピーマンを食べないのは2歳のせいですか?
彼も本当に働きたくなくてひきこもっていて何もしないのが幸せだと思っているわけではありません。今感じてる心理的不安をどう突破したらいいのかわからず、止まっているだけです。甘やかさず、しつこく何回もしつけをしていきましょう。
人に相談しまくる
とにかく一人で抱え続けるのはやめて人に相談しましょう。
役所やネット上、親や家族など一人で抱え込まず、ひたすら心に思っていることを吐き出しましょう。悩みをいったん机にならべて整理する事で、解決しやすくなったりします。
時には過激な意見や、嫌な対応をされるかもしれませんが、それ聞いて自分がどう感じるかを知ることもできます。また、いったんすべて外に出すことで冷静に判断できます。
精神的にも、金銭的にも、自立する
離婚するにしても、しないにしてもそのような夫の場合、なにかあったときなどシンプルに危険です。
金銭的にも精神的にも、夫だけには依存せず、できるだけ自立できるように少しずつ行動しましょう。実家に一度避難する事や、アルバイト始める、生活保護をうけるなど、いろんな選択肢をイメージしてみましょう。
いったん離れる
常に一緒にいるだけが、愛情ではありません。
旦那が甘えてどうしようもない場合や、離れたほうがうまくいく場合は、いったん離れましょう。
特に一度自信を失った男性は、自信を取り戻して自分で歩き出すには時間がかかります。「待つ」というのが本当の愛情かもしれません。
そのまま一生いったん離れてもいいわけですから、「離婚!」と心に決めて見捨てるのではなく、その旦那様のためにいったん離れるという事にしましょう。
元夫とは月1くらいで会ってますが、今の方がなかよしです。
一緒に暮らさなきゃ害はないし養育費もきちんとくれるようになったのですごく良い関係です。
NGワード
ついつい、「もっと頑張って」「〇〇して」といったような一方的な言い方をしてしまいたくなりますが、それぐらい頭ではわかっています。それでも心と体が動かないのが辛いのです。
上から物を言うのではなく、「〇〇しよう」「〇〇行こう」と、横から上に引き上げるイメージが良いでしょう。
また、夫を否定するような言葉を口するのも、さらに自信を失ってやるきを喪失してしまいます。さらに、「離婚するぞ!」と脅すのもやめましょう。もし離婚する場合でも本当にする場合は黙ってサッとしてしまいましょう。
「とりあえず派遣で仕事してみようか」「とりあえず3つぐらい履歴書送ってみようか」など、より具体的な目標を提示してゆっくり声をかけるのがコツです。
まとめ
働かない夫の、本当の心理と対象法を紹介してきました。
様々な問題がからまり、非常に解決しづらいとは思いますが、こうゆう場合は女性の方が強いと思います。(偏見)
自分でも途中で何を書いているのかわからなくなりましたが、一つずつ、問題を整理し、解決する手助けになれればと思います。